2025-11-03 / 最終更新日時 : 2025-11-03 naganuma 精神分析・心について 病態水準とは──「心のまとまり方」を理解する視点 心理臨床の現場では,心の症状や苦しみについて,単に「軽い/重い」とか,「診断名」で判断するだけでは,十分に理解することはできません。大切なのは,その人の心がどのように働き,自己や他者との関係をどの程度安定して保てているか […]
2025-09-29 / 最終更新日時 : 2025-11-03 naganuma 精神分析・心について 精神分析におけるヒステリー概念 精神分析の世界でよく使われる「ヒステリー」という概念,ヒステリーというのは強いストレスや無意識の心の葛藤が,身体の機能障害(痛みやしびれ,はきけなど)や記憶の喪失や解離症状(自分が自分であるという感じがしないなど)となっ […]
2023-09-16 / 最終更新日時 : 2025-04-10 naganuma 読書覚書(分析関係) R.ケイパー著「臨床的事実とは何か?ーー精神分析技法論への寄与」 R.ケイパー著の『米国クライン派の臨床ーー自分自身のこころ』に収録されている「臨床的事実とは何か?ーー精神分析技法論への寄与」を読んで,気になったところを抜粋。本論でケーパーは,臨床的事実とは何か,つまり治療者―患者間で […]
2023-07-23 / 最終更新日時 : 2025-04-10 naganuma 読書覚書(分析関係) R.ケイパー「精神分析は治すのか?ーー精神分析技法論への寄与」についての覚書 R.ケイパー著の『米国クライン派の臨床ーー自分自身のこころ』に収録されている「精神分析は治すのか?ーー精神分析技法論への寄与」を読んで,気になったところを抜粋。本論でケーパーは,「分析医に対する分析治療上の注意」の中でフ […]
2023-06-30 / 最終更新日時 : 2025-04-10 naganuma 読書覚書(分析関係) 『学校臨床に役立つ精神分析』平井正三・上田順一を読んで 本書は学校臨床という,即効性のある助言が教師,保護者,生徒から期待されがちな場において,いかに精神分析的理解を有効に利用できるかということを,事例を交えながら紹介したものである。万能の期待に持ちこたえながら,様々なサイコ […]