2024-05-01 / 最終更新日時 : 2025-03-14 naganuma 読書覚書(小説・一般) 『傲慢と善良』から 積読になっていた『傲慢と善良』(辻村深月)を読みました。気になったところについて書いてみました。 自己評価の低さと自己愛の強さ 本書は題名が気になって内容についてはまったく知らないままに購入したものでしたが,ミステリー仕 […]
2024-04-16 / 最終更新日時 : 2024-08-05 naganuma 読書覚書(小説・一般) 羞恥心と罪悪感ーー西加奈子氏「舞台」を読んで 自意識過剰で何をするにも人目を気にして,羞恥心や罪悪感に苛まれながら生活をしている葉太が主人公の物語「舞台」を読んだので,気になったことを書いてみました。 自意識過剰からくる羞恥心と罪悪感 西加奈子氏の「舞台」を読みまし […]
2023-07-04 / 最終更新日時 : 2024-08-05 naganuma 心の病気 斎藤環著『「自傷的自己愛」の精神分析』を読んで 本書は,斎藤環氏が引きこもりに多く見られる「自分をディスり続ける人たち」の心の状態を「自傷的自己愛」という概念によって説明したものである。以下,『「自傷的自己愛」の精神分析』を読んで,気になったところをまとめてみる。 自 […]
2023-06-13 / 最終更新日時 : 2023-06-13 naganuma 読書覚書(小説・一般) 朝井リョウ『正欲』を読んで④ーー学校に行かない自由から考えたこと ①多様性というおめでたさ,②繋がろうとすること,③心理臨床の仕事 に続いて,朝井リョウ『正欲』を読んで考えておきたいことの備忘録のようなもの。最後は学校に行きたくないという欲求について,私たちはどう考えていくべきなのかと […]
2023-06-09 / 最終更新日時 : 2023-06-13 naganuma 読書覚書(小説・一般) 朝井リョウ『正欲』を読んで③ーー心を理解するということ ①多様性というおめでたさ,②繋がろうとすること に続いて,朝井リョウ『正欲』を読んで考えておきたいことの備忘録のようなもの 臨床心理学とは人の心を理解するための学問 本書は多くの人にとって様々な衝撃を走らせる「問題作」と […]