2023-09-16 / 最終更新日時 : 2025-04-10 naganuma 読書覚書(分析関係) R.ケイパー著「臨床的事実とは何か?ーー精神分析技法論への寄与」 R.ケイパー著の『米国クライン派の臨床ーー自分自身のこころ』に収録されている「臨床的事実とは何か?ーー精神分析技法論への寄与」を読んで,気になったところを抜粋。本論でケーパーは,臨床的事実とは何か,つまり治療者―患者間で […]
2023-07-27 / 最終更新日時 : 2025-04-10 naganuma 読書覚書(分析関係) 変容惹起解釈を阻む患者-治療者間の超自我の融合 R.ケイパーの「変化をもたらす解釈をすることの難しさについて」(『米国クライン派の臨床――自分自身の心』2011収録)で,ケイパーは,分析家が身を置くのは原始的超自我の世界に不可欠な承認・不承認の世界ではなく,現実を公平 […]
2023-07-23 / 最終更新日時 : 2025-04-10 naganuma 読書覚書(分析関係) R.ケイパー「精神分析は治すのか?ーー精神分析技法論への寄与」についての覚書 R.ケイパー著の『米国クライン派の臨床ーー自分自身のこころ』に収録されている「精神分析は治すのか?ーー精神分析技法論への寄与」を読んで,気になったところを抜粋。本論でケーパーは,「分析医に対する分析治療上の注意」の中でフ […]
2023-07-11 / 最終更新日時 : 2025-04-17 naganuma 心に栄養 理想化の果ての自我の枯渇について 1970年に出版されて以降,英国では重版されロングセラーとも言えるI・ザルツバーガー‐ウィッテンバーグ著『臨床現場に生かすクライン派精神分析――精神分析における洞察と関係性』の中にあった迫害不安に対する防衛の説明の中で気 […]
2023-06-30 / 最終更新日時 : 2025-04-10 naganuma 読書覚書(分析関係) 『学校臨床に役立つ精神分析』平井正三・上田順一を読んで 本書は学校臨床という,即効性のある助言が教師,保護者,生徒から期待されがちな場において,いかに精神分析的理解を有効に利用できるかということを,事例を交えながら紹介したものである。万能の期待に持ちこたえながら,様々なサイコ […]