2026-03-02 / 最終更新日時 : 2026-03-08 naganuma —社会と心 三宅香帆著『考察する若者たち』から考える——最適解を探し続けるという生き方 三宅香帆氏は著書『考察する若者たち』の中で,若者たちの「考察」人気という現象を取り上げ,彼らが自分らしさや個別性を探すのではなく,「報われること」を目指して,その場に応じた「最適解を探す」という生き方をしていると指摘して […]
2026-02-16 / 最終更新日時 : 2026-03-07 naganuma —自分との付き合い方 柚木麻子著『BUTTER』からの考察②|どん欲さへの憧れと恐れ 前回は,柚木麻子さんの小説『BUTTER』を題材に,食べることと心の飢えについて書きました。 今回はその続きとして,人が「どん欲に生きる人」に抱きがちで,ちょっと扱うのが厄介で複雑な感情について考えてみたいと思います。 […]
2026-02-09 / 最終更新日時 : 2026-03-07 naganuma —自分との付き合い方 柚木麻子著『Butter』からの考察①|食べることと愛されること 柚木麻子さんの小説『BUTTER』を読みました。この作品は2009年に発覚した首都圏連続不審死事件で死刑判決となった木嶋佳苗をモチーフに,連続殺人の被告とされている女性(梶井真奈子)と,彼女を取材する週刊誌記者(町田里佳 […]
2025-10-13 / 最終更新日時 : 2026-03-07 naganuma 読書覚書(小説・一般) 情報環境の変化と価値観の多様性 今回は『PRIZE』村山由佳著,『方舟を燃やす』角田光代著,『YABUNONAKA』金原ひとみ著,『世界99』村田沙耶香著ーーを少し前に立て続けに読みました。それぞれに興味深い作品だったのですが,似たような登場人物,自分 […]
2025-08-11 / 最終更新日時 : 2026-03-08 naganuma 精神分析・心について もやもやした思いを言葉にするということ──ビオンと『さみしい夜にはペンを持て』に導かれて 私たちは日々,さまざまな感情や経験にさらされながら生きています。楽しいこと,つらいこと,心に引っかかる違和感……それらが言葉にならないまま心の中に渦巻いていると,どこか落ち着かず,もやもやとした気持ちにとらわれることがあ […]
2025-04-28 / 最終更新日時 : 2026-03-08 naganuma —自分との付き合い方 本屋大賞受賞作に見る「喪失やはく奪,そして再生」──心理学から考える「安全基地」と「見守るまなざし」 「喪失やはく奪*,そして再生」,そして「見守るまなざし」。近年の本屋大賞受賞作👑に流れる共通のテーマです。ひとつの心が生きていくためには、もうひとつの心の存在が必要──そんな感覚は,文学にも心理学にも,静 […]
2025-04-10 / 最終更新日時 : 2026-03-07 naganuma 読書覚書(小説・一般) 人生を豊かにするもの|『水車小屋のネネ』から 誰かに親切にしなきゃ,人生は長く退屈なものですよ――この言葉との出会いは,谷崎潤一郎賞を受賞した津村記久子著『水車小屋のネネ』をAudibleで聴いたときだった。 今回は『水車小屋のネネ』から感じたことを少し書いてみたい […]
2024-07-16 / 最終更新日時 : 2026-03-07 naganuma —他者との付き合い方 「どうして伝わらないのか」「どうして分かってもらえないのか」 先日,今井むつみ著『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?ーー認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』を読んだのですが,なかなか面白かったので少し書いてみようと思います。 今井先生というのは慶応義塾大学 […]