セラピストへの依存が心配なのですが?
心理療法において,「適度な」依存は健康的なプロセスです。
セラピストという安全な存在に依存できる体験があるからこそ,日常生活では自分で対処できる力が育ちます。
精神分析的心理療法では病理的な過度な依存はさせてもらえない仕組みになっています。
心理療法を通して,セラピストとの関係を内在化し,最終的には自分で考え,感じ,決断する力——自律性——を獲得していきます。
依存と自律は対立するものではなく,適度な依存,信頼という関係性の中で,自律性が育ちます。
また,精神分析的心理療法では「枠組み」があることで過度な依存ができない仕組み(治療構造)になっています。
そのことについては,「精神分析的心理療法の構造,場が持つ力」で触れています。
セラピーに依存せず「自分で考え,感じ,決断する力の獲得」について,次の2つのブログもご参照ください。
💫「カウンセリングで答えを教えてくれない理由」

