季節の変わり目は心の変わり目｜メンタルを整える過ごし方
春は別れの季節，そして暖かくなったと思ったら，突然寒い日が訪れたり，強風が吹いたり。今回は，季節の変わり目にメンタルを整えるコツについて書いてみます。
季節の変わり目，心が揺れやすくなっていませんか？
寒い冬から暖かい春への季節の変わり目。
この時期は気温の変化に加え，新年度を迎えることで環境の変化が激しく，体調だけでなくメンタルにも影響を与えます。
「なんとなく気分が落ち込む…」
「イライラしやすくなった気がする」
「やる気が出なくて，なんだか疲れる」
こんな風に感じることはありませんか？
それは，日々の寒暖差が自律神経を乱し，心にも影響を及ぼしているからかもしれません。
季節の変わり目にはメンタル不調が増えてしまう理由
- 寒暖差による自律神経の乱れ
暖かくなってきたと思ったら，突然寒さが戻ってくる，そうなるといったん緩んだからだが，寒さをより厳しく感じます。そして，身体は気温に適応しようとします。その際に自律神経がフル稼働して，疲労やストレスが溜まりやすくなるのです。 - 日照時間の変化
冬から春は日照時間が徐々に増え，秋から冬は日照時間が徐々に減っていきます。特に日照時間が短くなる秋冬は，セロトニン（幸せホルモン）が減少し，気分の落ち込みを感じることも考えられます。 - 環境の変化や生活リズムの崩れ
新年度や新学期，転職，引っ越しなど，季節の変わり目には環境の変化が多く，自分でも気づかないうちにストレスを感じやすくなってしまいます。
季節の変わり目にメンタルを整える方法
1. 生活リズムを一定に保つ
- 朝は決まった時間に起きる（休日も起きる時間の差は２時間以内に収める）
- 決まった時間に食事をとる
- 夜更かしを避け，最低6～7時間の睡眠を確保する
2. 軽い運動やストレッチを取り入れる
- 朝のストレッチや午前中，陽の光の中で散歩することで自律神経を整える
- 深い呼吸を意識する（意外に浅い呼吸になっていたり，肩に力を入れて息を止めていたり，歯を食いしばっていたりする場合は要注意！）
3. 体を温める習慣をつける
- ぬるめのお湯（38～40℃）に浸かってリラックス
- 温かい飲み物（白湯やハーブティーなど）で内側から温める
- 冷たい飲み物は避ける
4. 心のケアを意識する
- 頑張りすぎずに，時には最低限のことだけをするエコ運転を心掛ける
- 日記やメモに「今日の良かったこと，やったこと（細かいものもすべて）」を書いてみる
- 好きな音楽や香りで気分転換をする
- 定期的なセルフチェックをする
- 体調の変化に敏感になり，早めの対処を心がける
- 必要に応じて専門家に相談する
まとめ｜季節の変わり目こそ「ゆるく，自分をいたわる」
寒暖差が激しい時期は，身体も心も普段よりストレスを感じやすいもの。
「なんとなく調子が出ないな」と感じたら，無理をせず，自分をいたわる時間を意識してみてください.
季節の変化に振り回されず，自分らしく心地よく過ごせるヒントになれば嬉しいです。
