2025-04-28 / 最終更新日時 : 2025-04-28 naganuma 心に栄養 本屋大賞受賞作に見る「喪失やはく奪,そして再生」──心理学から考える「安全基地」と「見守るまなざし」 「喪失やはく奪*,そして再生」,そして「見守るまなざし」。近年の本屋大賞受賞作👑に流れる共通のテーマです。ひとつの心が生きていくためには、もうひとつの心の存在が必要──そんな感覚は,文学にも心理学にも,静 […]
2025-04-10 / 最終更新日時 : 2025-03-30 naganuma 読書覚書(小説・一般) 人生を豊かにするもの|『水車小屋のネネ』から 誰かに親切にしなきゃ,人生は長く退屈なものですよ――この言葉との出会いは,谷崎潤一郎賞を受賞した津村記久子著『水車小屋のネネ』をAudibleで聴いたときだった。 『水車小屋のネネ』とは? 『水車小屋のネネ』の「ネネ」と […]
2024-07-16 / 最終更新日時 : 2024-08-05 naganuma 心に栄養 「どうして伝わらないのか」「どうして分かってもらえないのか」 先日,今井むつみ著『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?ーー認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』を読んだのですが,なかなか面白かったので少し書いてみようと思います。今井先生というのは慶応義塾大学の […]
2024-05-01 / 最終更新日時 : 2025-03-14 naganuma 読書覚書(小説・一般) 『傲慢と善良』から 積読になっていた『傲慢と善良』(辻村深月)を読みました。気になったところについて書いてみました。 自己評価の低さと自己愛の強さ 本書は題名が気になって内容についてはまったく知らないままに購入したものでしたが,ミステリー仕 […]
2024-04-16 / 最終更新日時 : 2024-08-05 naganuma 読書覚書(小説・一般) 羞恥心と罪悪感ーー西加奈子氏「舞台」を読んで 自意識過剰で何をするにも人目を気にして,羞恥心や罪悪感に苛まれながら生活をしている葉太が主人公の物語「舞台」を読んだので,気になったことを書いてみました。 自意識過剰からくる羞恥心と罪悪感 西加奈子氏の「舞台」を読みまし […]