「うちの子には計画性がない」

一部の発達障害のお子さんの中にはは計画性を持って物事にあたるということが苦手なお子さんがいらっしゃいます。(不安が高いことが過度な計画性、それに対するこだわりに発展している逆のケースもあります。こちらはまた別の機会に取り上げます。)

なぜ計画性がないのか?

それは「先を見通す力」が弱いからです。それをしなかったらどうなるのかということも想像できづらいのです。

逆に現実を適切に理解しないまま、幼児的な拙い想像力に振り回されて、恐ろしい未来しか想像できずに怖くなってしまうので、考えることを止めてしまうのです。

「◯◯しなかったら…」という声掛け

怖くなってしまうのには、自己肯定感が低く、自分には何もできないと思い込んでいることも関係があります。

なので、「◯◯しなかったら大変なことになるわよ!」といった声掛けは、お子さんをますます恐怖に陥れて動けなくしてしまうだけなのでやめておいた方が良さそうです。

自己肯定感を支える関わり

じっくりとゆっくりと関わって、お子さんの未来をしっかりと応援していく気持ちがあること、頑張る人、頑張っている人を支えてくれる人はちゃんといるんだよ!というメッセージから始めてみましょう。