2021-01-18 / 最終更新日時 : 2025-03-10 naganuma 精神分析・心について 風の時代を生きるーー「考えること」 どっぷりとスピリチュアルなものに傾倒するタイプではないが,何か宇宙全体の流れの中で人が暮らしているという感覚は皆無ではない。どうも年末あたりから,意識的に何かしっかりと作業をしていれば問題ないが,少し気を抜くとずるずると […]
2020-12-29 / 最終更新日時 : 2025-04-10 naganuma 臨床徒然 分析的心理療法における投射スクリーンの信頼性の担保ーーSV,GSV,症例検討会の機能 分析的心理療法のツール 分析的心理療法は自分の心をツールにして行う仕事なので,自分の心の動き方を理解しておかなければならないし,極力健康であることが大事だと日頃から考えている。自分の心がツールであるというのは,精神分析的 […]
2020-07-25 / 最終更新日時 : 2025-04-10 naganuma 読書覚書(小説・一般) 村上春樹作品でウィニコットの中間領域を堪能 村上作品との出会い 村上春樹の短編集「一人称単数」が出版された。村上春樹の作品は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(1985)が最初に読んだ本である。発売後間もない頃に,友人の家の本棚にあったのが目に留まり, […]
2020-06-25 / 最終更新日時 : 2024-08-05 naganuma 心に栄養 過去は未来に繋がっているーー『コーヒーが冷めないうちに』より 小説『コーヒーが冷めないうちに』は,過去をとらえなおすことで現在が変わる,そして未来が変わるということ私たちに教えてくれます。精神分析的心理療法やカウンセリングで,過去について語ってみること,そこにこれまでとは別の視点を入れてみることがどんなふうに役に立つのかということをふんわりとやさしいストーリーで分からせてくれる作品です。今回はこの小説を少し取り上げてみます。
2020-06-20 / 最終更新日時 : 2020-06-23 naganuma 臨床徒然 耳と口 口は もっと 耳を怖れなくてはいけない 口は もっと よどまなくてはならない 相手の耳の奥には こころというものがあって こころは しっかりと 口を見つめているのだから 耳は いつも 目覚めていなくてはならない 耳は い […]